「人としてどうか」ベースで考えれば良い働き方ができる。
挨拶をしない
ミスばかりする
期限に間に合わない
バグが多い
...
などなど、システム開発はもちろん、一般的な仕事の中でも様々な問題が発生する。それらを防ぐにはどうしたら良いのだろうか?
いくつか例を挙げてみよう。
挨拶をしない
朝、会社や学校に着いて同僚や上司、部下、友達に出会った時に目を合わせて「おはよう」と挨拶ができない。
できないと、なんとなく気分も良くない。
結果、雑な挨拶を受けた方はモヤモヤしてしまい、仕事の質がわずかにでも下がるかもしれない。
「なんであの人は雑な挨拶しか出来ないのだろう」と考えさせるだけで、その人の時間を奪ってしまっているのだ。
ミスを繰り返す
一度指摘されたミスに対して、その原因まで丁寧に教えてもらって解決策まで与えてもらったのに、それを実践できず、同じミスを繰り返す。
指摘してくれた仲間か上司か、はたまた部下は、自分の時間を割いてでも教えた方が良いと思って時間を取ってくれたのに、結局改善されないのでは全くもって時間の無駄。
さらに、苦心して伝えたのに全くわかってもらえなかった、という負の感情が芽生えてしまい、他の人に教える機会を減らしてしまうかもしれない。
時間や期限を守れない
何時までにやっておいてね、と依頼されたことに対して、謝ればいいや程度で期限を過ぎてしまう。
仮に相談したとしても、5分前などもう取り返しがつかない状況になってやっと動く。
「人としてどうか」を意識すればすべて解決する
上記に例としてあげた問題は、人としてどうかを考えれば難しいことはなく、解決できてしまう。
挨拶すらまともにできないなんて、小学生にも笑われるようなことを大人がやっていて良いのか。
顔を合わせた相手に失礼じゃないのか。
ミスを繰り返してしまうということは、指摘してくれた人に対して、「あなたの話は全く響いていませんよ」と宣言することに他ならないのではないか。
時間を守らないことで、他の人の人生という一回きりの貴重な時間を浪費しているのではないか。
すべて、「人としてどうか」という問いを持って当たれば、すべてまずいことが瞬時にわかる。
どこかで聞いた話に、自分の選択が良いか悪いか迷ったら、それを親に胸を張って言えるかということを自問しなさいというものがあった。
それとほぼ同じかもしれない。
指導に当たる側も、あまり効き目がないようなら、一発厳しめに、「人として終わってるんじゃないの?」と指摘してみると刺さるのではないだろうか。
※実践する際は自己責任にてお願いします。